昭和53年に両親が自宅の車庫を改装して花屋をオープンしました。しかし、すぐに順調な滑りだしではありませんでした。おやじは朝と夜にガソリンスタンドでのアルバイトをしていて、それが子供ながら不思議でした。私も小学校から八百屋さんの前で出店の販売をしました。その時の八百屋さんの社長さんが私の商売の原点です。私は25歳のとき、頸椎を損傷し、車椅子生活になりました。小さい頃から障害者施設に妹が通っていたため、ケガの内容はすぐに理解できました。泣く暇なくどうしたら社会復帰する事ができるかしか考えられませんでした。障害者施設で出会っているみんなより健常者として25年得していると思い、進む事しかありませんでした。家族やお客様、友人に助けられて今があります。今でも当社に関わっていただいているすべてのお客様、スタッフに心から感謝しています。ありがとうございます。

花は長持ちする産地、生産者の生花を仕入れることを心がけています。100円の花が、10日長持ちすれば1日10円。5日で枯れてしまえば1日20円。それだけ良い生花を販売し、お客様に安らぎや感動、感謝を伝える事が仕事だと思っています。お客様とお客様の間で仕事をさせていただき、表現出来る事がうれしいですね。